ケガをしたらRICE??PEACE&LOVEについて


捻挫・肉離れや打撲など普段スポーツをしていてケガをしてしまった時「RICE処置」が有名じゃないでしょうか。

実はこのRICE処置は1978年にゲイブ・マーキン医師により提唱されたものになります。

またマーキン医師本人により2014年に自らの説を部分的に撤回・修正されています。

急性外傷の処置は長年にわたりICE→RICE→PRICE→POLICEへと進化してきました。

当院のブログでも以前「RICE処置」について紹介していますので気になる方はぜひご覧ください。

応急処置の基本「RICE処置」

8月も終わりですね(゚∀゚) 時間の流れは早いものです(;゚Д゚) どーも!一億円のシンデレラこと、ほうと接骨院の吉村です!(^^)! 今日のテーマは『応急処置の基本RICE処置』に…

本日は2019年に提唱された「PEACE&LOVE処置」について簡単に解説したいと思います。

PEACE&LOVE処置とは自身の身体の治癒力を活かして早期回復を目指すケガ直後から長期的なケガのケアまでの考え方です。

PEACE&LOVEとは


PEACE:ケガ直後~数日間の悪化を防ぐための初期対応

Protection(保護)
患部を保護し安静にし悪化・再負傷を防ぐ。

Elevation(挙上)
患部を心臓より高い位置に揚げて腫れ・むくみを抑える。

Avoid anti-inflammatories(抗炎症薬を避ける)
炎症は身体がケガの修復に必要な自然な治癒反応の為、消炎鎮痛薬の服用・過度なアイシングは避ける。

Compression(圧迫)
弾性包帯やテーピングで適度に圧迫し腫れの広がりを防ぐ。

Education(教育)
自分の身体の状態を正しく理解し過度な治療を避ける。

LOVE:数日以降(PEACE処置後)~復帰までケガからの回復期

Load(負荷)
痛みと相談しながら徐々に負荷を上げていき、日常生活に戻れるようにする。

Optimism(楽観的思考)
自身を持ち、前向きな考えを持つことが最適な回復を加速させます。ポジティブ思考はケガを治す上で重要な役割を持っています。

Vascularisation(血流促進)
痛みがない範囲で有酸素運動を行うことで、負傷組織への血流を増やし回復を促進させます。

Exercise(運動)
回復に向けたトレーニングを行うことで、筋力・バランス能力・柔軟性などを回復に役立ちます。


これまでのRICE処置と違い、安静・冷却ではなく「休ませるより早めに適切な負荷をかける方が正しく治る」と最近の研究でわかってきました。

長期間安静を続けると筋力・感覚の低下や組織修復の遅れを招くこともあります。

また必要以上のアイシングは組織修復を遅らせてしまう可能性がある為、ケガをした直後の腫れと痛みの抑制に限定的に使用しましょう。

ここまで解説してきましたが、PEACE&LOVEは「冷やして安静」を見直し「炎症を治る過程と捉え早期に動かす」というケガ直後からケガからの復帰までの考え方になります。

ケガの処置を正しく理解し早期にスポーツ・日常に復帰できるようにしましょう!

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