免疫のはなし②
いつも心に太陽をことほうと接骨院の吉村です!
今回のブログテーマは前回の続きで『免疫』です!
免疫の中心となるのは白血球です!ってお話。
皮膚や粘膜のバリアを突破されたときに出番となる白血球による免疫機能。
ここで異物を食い止められないと身体は病に蝕まれます。
怖いですね・・・
白血球とは血液中の成分の一つです。
白血球には色々な種類があります。
大きく分けて単球・リンパ球・顆粒球の3種類。
このうちリンパ球のT細胞とB細胞が獲得免疫に関係しそのほかは、いずれも自然免疫に関わります。
※血液検査で白血球の数値が低いと、免疫細胞が少ない状態となり病気と闘う力が低い『要注意』の状態になります。
白血球の仲間
単球(マクロファージと樹状細胞)
白血球のなかで最も大きな細胞群。
マクロファージと樹状細胞があります。
マクロファージは異物をなんでも食べてしまう大食漢で別名『貪食細胞』。
樹状細胞は異物を食べてその情報を記憶して、他の細胞に伝えます。
リンパ球(NK細胞・T細胞・B細胞)
血管とリンパ管をめぐる細胞群。
がん細胞とも戦うNK細胞と、病原体の性質を分析して活動する獲得免疫チームのT細胞とB細胞があります。
一度かかった病気にかかりにくいのはこの獲得免疫のおかげなんです!
顆粒球(好中球、好酸球、好塩基球)
殺菌作用のある顆粒を持つ細胞群。
好中球・好酸球・好塩基球がある。
好中球はマクロファージとともに自然免疫中心役で細菌やカビを食べる。
食べたあとは死骸となって膿となり残ります。
赤血球・血小板
血液の中にはその他にも赤血球、血小板が存在します。
赤血球
血液中の細胞成分の大部分を占める。
体中に酸素を運ぶ役割があります。
血小板
傷口で血液を凝固させ、止血する役割。
特に小さい細胞になります。
血液ってすごいですね!
その中でも白血球(免疫)は身体において最後の砦になるわけですね!
参考図書:図解眠れなくなるほど面白い免疫力の話 イシハラクリニック副院長 石原 新菜監修