夏の疲れを持ち越さないように!
こんにちは。ほうと接骨院の院長、稲本です。
今年も暑い日々が続いておりますが、皆様お身体の調子はいかがでしょうか?
さて、今年は8月7日が立秋となっております。
暦の上ではここで気温の上昇が収まり、本格的な秋に向けて気温が低下していく転換点とされるところです。
言い換えると、暦上はこの時期が一年を通して最も暑い時期ということになりますね。
ただ、立秋を規定している二十四節気は中国で成立したものであるため、実際の日本の気候とは若干のズレがあります。
日本の場合は周りを海で囲まれているためか、気温の変化は少し遅くなり8月の中旬~下旬にかけて暑さのピークを迎えることが多いです。
お盆を過ぎたあたりから、ようやく気温は上下しながら徐々に下がっていくように感じますね。
さて、この夏の暑さですがこれによっていわゆる「夏バテ」という様々な体調不良が引き起こされます。
東洋医学的には・・・
夏の暑さ(暑邪)により大量に汗をかく→気や津液を傷める→気虚や血虚・陰虚を引き起こす→脾気虚による食欲不振や下痢、倦怠感など。
日本は湿気が多い(湿邪)+暑さ(暑邪)→湿熱が脾胃に貯まる→脾胃湿熱によるお腹のつかえや下痢、身体の重だるさなど
などと言った症状が見られます。
・・・いきなり気やら邪やら陰やら東洋医学的な専門用語が出できてなんのこっちゃかわかりませんね!(このあたりのお話は後日また改めてしていきたいと思います。)
平易な言葉で置き換えると・・・
暑さで過度に汗をかく→汗をかく際に体力を消耗する・疲れる→疲れが胃や腸に来る→食欲不振や下痢・倦怠感といった症状が出る。
・・・と、言ったところでしょうか。
長々と書きましたが、何が言いたいかというと「夏の暑い時期は身体の疲れ・倦怠感や、食欲不振など胃腸の調子が悪くなる事が多い」ということですね。
・・・なんだか、当たり前のことを書いてますが大事なのはここからで、ただの夏バテだと侮らずに、夏から秋に掛けての期間にしっかりと身体を整えることが肝要です。
人間の身体は簡単にリセットされる訳ではありません。
季節が移り変わり、症状が改善されたように見えても体調不良の元となる原因(病邪)は身体の中に残っている事は多々あります。
この残った病邪によって次年により重い症状が出るようになる、さらに積み重なることにより体質として固定されるといったことも考えられます。
体調不良のループを断ち切るため、陥らないために今から身体を整えて行くことが大切になってきます。
そこで今夏、当院では夏の疲れ対策として、8月10日より24日にかけて夏のスペシャルウィークを開催いたします!
詳細はこちらのページにて・・・
皆様の健康な身体づくりのお手伝いをさせていただけると幸いです。
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